2009年5月11日月曜日

iPod nanoの音が割れる

 触れて楽しくデザイン秀逸、大容量で低価格。iTunesでオンラインで新曲をダウンロードできて、Geniusを使えば今まで知らなかった曲にも出会うことができる。私にとっては買って満足、期待以上のデバイスです。もちろん音質面でも不満はない、と言いたいところですがイコライザを使うと音が割れてしまいす。仕方がないのですぐイコライザオフに戻して使っていました。イコライザオフのすっぴん状態ならちゃんといい音で鳴ってくれます。

 この件に関して、ソフトウエアのバージョンアップで改善できるというような情報を目にしたので再チャレンジ。まずはiTunesからソフトウェアのバージョンが最新(1.0.3)であることを確認。
ふるーいテストCDから1kHz フルスケール(最大音量)の信号をiPodに転送して再生。
・・・やっぱり音割れしてます

















次に波形を見てみます。
波形の頭で見事にクリップしています。イコライザの有無にかかわらず振幅はほぼ同じなのと音量を変えても傾向は同じなのでデジタル処理の段階でクリップしているようです。最近の音楽ソフトは、目一杯の音量で収録されたものが多いので、これでは音割れするはずです。とはいえ、今やそういうソフトがたくさん出回っているわけですから設計段階で何とか解決できなかったのでしょうか。疑問が残ります。


イコライザ "Pop"
波形の頭がクリップしてます

振幅:164mVp-p










イコライザ "Off"

振幅:164mVp-p










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